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マイクログラフト法

もちろん自分の毛髪なので新しい部位で拒絶反応を引き起こすことはないようです。自毛植毛では組織を生きたまま移植するため、定着率は90%以上とも言われているようです。生え変わりや色の変化はいたって自然なのです。まず毛髪のある後頭部から幅1cm×長さ10〜20cm程度の皮膚ドナーを切り取るのです。この皮膚切片を毛髪1〜2本ごと、1mm程度の小片グラフトに株分けし、医療用針で開けた移植孔に一本一本植えていくのだそうです。

この小さめのマイクログラフトに対し、3〜6本程度の毛髪を含んだやや大きめのグラフトをミニグラフトといい、目立ちにくい部位に移植することでボリュームを出すことができるようです。後頭部のドナーを切り取った部分は長辺を引き合わせ縫合するようです。1990年代初頭に考案されたマイクログラフト法によって自毛植毛の審美性は大幅に向上し、安全性も改善されたようです。毛髪は必ずしも一本一本生えているわけではないようです。白人は2〜3本のグループで生えていることが多く、東洋人は単独で生えている毛もあれば2本毛のグループもあるようです。このグループをフォリキュラーユニットと呼ぶようです。

実は毛髪が生存し続けるに必要な周辺組織はこのグループ単位で存在しており、グループ内の毛髪を切り分けることはその定着率を低下させる原因となっていたようです。1990年代後半に登場したFUTはグラフトをフォリキュラーユニットごとに区切り、毛髪の生存に不要な皮膚組織を削ぎ落とすことでグラフトを小型化し、さらに自然な仕上がりを実現しているようです。

現在ではマイクログラフト法においてもフォリキュラーユニットを重視した株分けを行うことが多く、その術式も含めてFUTと呼ぶのが一般的になっているようなのです。自毛植毛医療の適応である男性型脱毛は病気ではないため、自毛植毛に健康保険は適用できないようです。自毛植毛医療はすべて患者負担の自由診療となり、その額はクリニックによって様々だそうです。日本では植毛本数を基準に算出するクリニックが多いのですが、その場合2500本で100万円前後が相場のようなのです。

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